遺影について

20.03.19 カテゴリー:遺影写真

葬儀が終わった後の遺影に関して

遺影は、故人を偲ぶための肖像画や写真。お通夜と葬儀の時に飾られますが、
葬儀の後、遺影をどうしておくのが良いか?

 

遺影は四十九日まで飾るのが一般的

遺影は一般的には、四十九日まで飾るとされています。故人の魂がこの世に四十九日の法要が終わるまで過ごすと言われています。(宗教によりますが)
納骨が終わった後、後飾りの棚は基本的には、不要となり遺影も処分しても良いものです。
地域や宗教によっては、初盆や法事で、飾りの棚を使われるので、遺影も当然残されます。
遺影には個人の魂が残ると考えられていない為、処分をしても良いとされますが、故人の面影をのこす写真なので、ご家族の方が、半永久的に飾るというのが一般的になっています。

 

遺影を飾る場所に関して

一般的に、四十九日の後は、仏間や床の間などに遺影を飾られますが、遺影のサイズが通常四つ切サイズで大きな写真なので、最近の住宅事情もあり、飾るのがサイズ的に困難なケースが増え、小さいサイズにしてフォトスタンドで、仏壇の近くに置いておられる方が増えて来ています。
ご家族の方が、故人を慈しむ気持ちで大切にされるのものなので、家族の気持ちで決めればよいと思います。

 

遺影の処分に関して

前述した通り、遺影には故人の魂が残るとされていないので、普通に処分してもよいとされています。
かと言って、普通に捨てるのには日本人の方には抵抗にある方が多いと思います。
お寺や神社なので供養される方が多いようです。
大切なのは故人に対する気持ちだと思いますので、納得のできる方法でされたらよいと思います。

 

遺影写真の作成の実例