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太子山町 秦家住宅
- 13.09.10 カテゴリー:コラム
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弊社と同じ学区で祇園祭太子山町にある秦家住宅。
秦家住宅は、元治元年(1864)におこった元治の戦いによって焼失後、
明治2年(1869)上棟された「表屋造り」の京町家です。
表構えは間口が5間、南側三間半を厨子2階建。
2階には額縁付きのむしこ窓を開き、北側1間半は下屋庇付きの平屋建。
二階むしこ窓の前には屋根付きの大きな看板を掲げている外観は 下京の
伝統的商家のおもむきをよく残しています。
表家、玄関棟、住居棟、土蔵(中庭・奥庭を含む)は、京都市有形文化財登録になっています。