-
誇りと責任
- 11.08.10 カテゴリー:コラム
-
先日、写真修正で遺影の制作のご依頼がありました。
確認事項があり、お電話させて頂くと、ご依頼者様ご本人の
遺影のご注文でした。
スタッフ全員がご依頼者の方のお名前が女性の方だったので
てっきり娘さんからのご依頼だと思っていたので皆少し驚きました。
私たちの仕事はお客様の想いを写真にさせて頂く事なので
写真に対するご要望はお聞きするのですが、それ以上の事は
お聞きする事は出来きません。
しかし、この様なご依頼を頂戴すると何か心が引き締まる思いが
して、凄い責任を感じます。
昔見た映画で主人公の母親が亡くなる前に悲しむ主人公に
『何も悲しむ事は無いのよ。死ぬ事は、生きる事の一部なの』
と言う言葉を残していたシーンを思い出し何故か大人の女性の
強さと子供への愛情を感じました。
この様な仕事をさせて頂ける事に誇りと責任を感じます。