因幡の白うさぎ

15.04.20 カテゴリー:コラム

縁結びで知られる出雲大社のお土産が知人より届きました。

 

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とても口あたりの良いお菓子で、コーヒ・お煎茶・和洋どちらにも合う美味しさです。

 

御祭神は大国主命です。
菓子箱の中の説明書に因幡の白うさぎの物語が、土地の方言で書かれていました。

むかし、むかしあったげな。
因幡の国 気多(けた)ちゅう処に一匹の白兎が住んどったげな。

ある時、天が破れたぐらいの大水が流れてな、
游岐の島(おきのしま)まで流されて困ちょたげな。

そこで わにざめと出会ったげな。白兎はわにざめを騙して向こう岸に
渡ろうと思うて「おまえさんの連れとどっちがようけいかくらべよいな」

と言って、向こう岸まで並べて「一匹・二匹・・・」って数えながら渡り。
そん時に、白兎がつい「渡りに舟とはこんことだいや」って言うたけ、

わにざめは騙されたってわかって、ようけ怒って白兎を丸裸にしちやっただ
丸裸の白兎ガ浜で泣いとったら 大きな袋を肩にかけなった大国主命

(おおくにぬしのみこと)が通んなって「綺麗な水で身を洗い蒲の穂をつけたら治る」と言いなったけ。
その通りにすると 元の白毛の兎になったっちゆことだけ。
白兎は喜んでお礼に 綺麗な八上姫(やがみひめ)んとこに大国主命をお連れしたっちゅうことだいや。

うさぎは古来より「福」の有る縁起物だと親しまれている動物です。

 

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