写真の色調修正、色合わせ!(中編)

19.04.30 カテゴリー:写真修復 , 写真修正 , 印刷用画像修正

前回紹介したIGSルーペで印刷物や製版フィルムを見るのですが・・・

 

この様な印刷物(校正刷)

 

クライアント様から空が少し赤い(濃い)ので明るく!と指示が来たりします。

そうすると職人の経験と知識、感で赤版(マゼンタ)をどのくらいマイナスすれば良いか解ります。

空の真ん中あたりでマゼンタ40%くらいです。

 

 

このフィルムを減力液※1で洗い網点を細らせます。

そうするとこんな感じになります。

 

 

これで印刷すると

 

 

空の赤みが取れてますね。

この場合、10%のマイナスですが、着物やドレス、カーテン等現物に合わす微妙な修正の場合の修正もフィルムをルーペで見て少し洗って3%減ったとか5%減ったと網点の大きさを見て判断し色合わせをしていました。

 

今は、職人の経験、知識で網点の%を確認し尚且つパソコン(フォトショップ)でモニターを確認しながら目視もできるので色合わせもバッチリです。

 

1減力液とは、製版工程で「洗い・ドットエッチ」といった作業の時に使用される液体。一般的に強酸性の薬品。網点を形成している金属銀を溶かす作用がある。そのままでは強力なため水で適量薄めた上で、流水しながら使用する。色調を変化させる目的のみでなく、カメラ撮影したネガ台紙の細文字部分やカスレをはっきり出す時にも使用する。

 

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