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日米親善証の桜
- 13.03.27 カテゴリー:コラム
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明治の終わり頃、アメリカでは来日経験のある学者や作家たちの間で、日本の桜を讃える声が相次いでいました。
「アメリカの人たちにもあの美しい桜を見せたい。」
当時の大統領夫人もこれに賛同し、ついには日本政府も動き出し、害虫発生などの数々の困難を農商務省の古在農学博士などの協力を経て、明治45年(1912年)無事アメリカに到着したそうです。
日米親善の証である桜はその後、多くの人々の熱意によって守られ、見事に成長し100年もの月日を経て、毎年見事な花を咲かせているそうです。