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ガラス乾板(ガラス写真)を修復して遺影写真と2Lプリント写真に
- カテゴリー:写真修復 , 実際の加工例
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香川県丸亀市のお客様よりご依頼頂きました。
(*お客様より掲載の許可を頂戴しました。)
お電話でお問合せを頂戴しました。古いガラス乾板を修復して画像データ化と写真プリントを作りたいとの事で、状態が分かる様に撮影した画像をメールでお送り頂く様にお願いしました。
ガラス乾板です。
明治14年(1881年)のものですので、丁度140年前のガラス乾板ですね。
画像を確認させて頂き、絵柄がはっきりと残っている状態だったので、綺麗に修復する事が可能な事とお見積りをお伝えさせて頂きました。
わざわざ、ご来社頂き、全体を2Lサイズと遺影用に胸上を四つ切りサイズのご依頼を頂戴しました。
お預かりしたガラス乾板を高解像度スキャナーで拡大したスキャン画像です。
全体と胸から上にトリミングした画像を作らせて頂き、撮影当時の様にモノクロにし、色褪せ、汚れ、キズを丁寧に修復させて頂きました。
修正画像です。
このデータでご確認頂きプリントさせて頂きました。
ホームページ掲載をお願いしたところ、お返事を頂きました。
お客様からのメール
「今回のガラス板写真をホームページに使用していただけるとのこと。
もし事実なら本当にありがとうございます。とっても嬉しいです。
写真の〇〇さんは私の祖父の祖父の祖父の弟にあたる方なのですが、あの写真を撮影した数日~数週間後には他界しています。(写真撮影が9月上旬で死亡したのが9月28日)
若くして亡くなったので直系子孫もいらっしゃらないですし、写真が発見されるまでは正直忘れられてしまっていた方でした。
その方がホームページを閲覧した多くの方の目に留まるということは遺族としても本当に嬉しいことで、本人もとっても喜んでいると思います。ぜひよろしくお願いいたします。」とこ事です。
喜んでいただけて良かったです。
ありがとうございました。