写真修復をする時に大切な事

19.01.31 カテゴリー:写真修復

タイトル「昔の写真」・フリー画像

 

 

場所はどこなのでしょうか?

カラー写真が主流になったのが1970年代からなので昭和の30年代頃の写真でしょうか?

懐かしい感じがします。もしこの写真をカラーで撮影して、今も保管していたらどうなっていたか?

当時のカラー写真が古くなって残っていたら・・・頭でイメージしてカラーに彩色加工してみましょう

 

 

 

当時に撮ったカラー写真が今、残っていたらこんな感じか・・・と言うイメージで修復しました。

 

弊社でもよく昔のお写真を修復してカラー写真にしたいと言うご依頼を頂戴します。祖父母様の記念日に昔のお二人の白黒写真をカラー写真にしてプレゼントされたり、アスリートの方の現役時代の大きなパネル写真を修復してカラーにされたり様々です。今はスマホのアプリや軽い画像データをカラーに変換出来るサイトも有るようです。弊社は、元々美術写真製版の会社です。アナログ時代は、カラーの印刷物の4色の元になる版を作っていました。カラー印刷は、CMYKの色の4原色を刷り重ねて初めてカラーになるのですが、版にそれぞれの色のインキが着いて、それを印刷用紙に刷り重ねる事で、普段良く見かけるカラーのポスターやパンフレットに仕上ります。版と言っても透明な白黒のフィルムが元になり、表面にゴムが着いた印刷用の版に光をあてて、印刷する絵柄の部分だけにゴムが残り、ゴムにインキが着いて、そのインキが紙に印刷されていくと言う工程です。現在では、デザインデータから直接印刷用の版に仕上られる様になりました。詳しくは京育ちのの製版業のページをご覧ください。

時代が変わりデジタルの世界になってからも、私たちは、写真の修復の専門業を続けております。

アナログ時代には、白黒の透明なフィルムの調子からそれぞれの4色刷り上げたカラーの状態をイメージして写真の色調を修復しておりました。高度な仕事が出来るのは、色がイメージ出来る感性がとても重要で、今、ご依頼を頂戴する白黒写真のカラー化や退色して色あせた写真の修復作業には、この感性がとても大切です。若い頃、師匠に色の感性を磨きなさい!自然の景色や綺麗なものを見てそのイメージを脳に叩き込め、色の流れやバランスを掴め!などとよく言われたものです。古い写真の修復でも、お客様のイメージをお聞きして今風に修復するのか、昔の雰囲気を残して修復するのかで色の修復のさじ加減が変わって来ます。色の色調や濃度が行き過ぎても足らなくても自然な仕上がりにはなりません。

弊社では、ベテランで30年以上のキャリアがありますが、色の世界、色の感性の向上には終わりがない様に思えます。新人のスタッフにも師匠方から教わった知識や技術や感性の大切さを教えておりますが、画像ソフトの操作や全ての機能を使いこなせても、色の感性はパソコンの中だけでは習得できない世界です。何回も何回も納得いくまで・・・何百枚何千枚何万枚・・も真剣に写真と向きあい修復を重ねていくしかないのです。

 

 

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