40年前の古い絹目のセピア調写真の色褪せの修復

カテゴリー:レタッチブログ , 実際の加工例

神奈川県川崎市のお客様よりご依頼頂きました。

(*お客様より掲載の許可を頂戴しました。)

 

先日ご紹介させて頂いたお客様からの再度ご依頼頂きました。

 

前回の写真と同じ日に撮影されたもので、こちらは額に入れて40年以上飾られていたので、かなり色褪せています。写真全体に細かな皺みたいな線が入っています。
サイズは25×20cmです。
元々セピア色で拡大プリントされた写真です。
お客様より
「前回はカラーにしていただきましたが、今回はセピアのまま色褪せを修復したいのですが、可能でしょうか?」との事

 

お送り頂いた画像です。

 

確かに無数の皺がありますが綺麗に修復できることをお伝えしご依頼頂きました。

お送り頂いたお写真を前回と同様に高解像度スキャナーで絹目の凸凹が出ない様に特殊な方法でスキャンさせて頂きました。

 

スキャン画像です。

 

絹目の凹凸や皺もほぼ無くなりました。
この画像からスキャンだけでは消しきれない傷や皺、汚れを丁寧に修復し調子を出し、まずはモノクロに致しました。

その後、元のセピア調の様に彩色しプリント写真が綺麗に仕上がる様に全体の色調を整えさせて頂きました。

 

セピアの画像です。

完成したセピアの画像をメールでご確認頂きました。

お客様からのご返事のメールです。

 

お世話になります。
写真の修復ありがとうございました。
とても良いと思います!!では、プリント作業お願い致します。

とお返事頂き、後日ホームページ掲載の許可を頂戴しました。

「ホームページの掲載もちろんOKです!
むしろ喜んで!
掲載楽しみにしてます^ ^」

 

とお返事頂き掲載させて頂きました。

 

ありがとうございました。